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感想・ご意見は掲示板へ

近況報告(2003年7月)

シスターフッド

■ぼちぼちe-ママフェスタの準備が忙しくなってきた。e-ママフェスタ実行委員は、日夜、電話したり、メール書いたり、掲示板に書き込んだり、相談したり、書類を作ったり、そろばんをはじいたり、スポンサーを脅したり(?)……、PRやイベント準備に立ち働いている。
 みんなが連帯意識をもって、己の役割を果たそうとする姿を見ていると、なんだか「若草物語」みたいだと思う。しっかりもので分別のあるメグとか、マイペースでがさつなジョー、気が弱くて小心者のベス、無邪気で愛らしいエイミー、そして1人1人を見守りアドバイスを与えるおかあさま。それぞれに個性あふれる女たちが「マーチ家の存続」という一つの目的に邁進していく。
 女同士の関係というのは、こうした若草物語的連帯意識がもとになることが多いように思う。いうなれば「シスターフッド」である。定義づければ、お互いにお互いの違いを知り、理解と共感をもって、その本分を生かすことで、何かをなしとげようという意識とでもいうか。その特徴は、会社組織のような上下の関係ではなく、横並びの関係にある。誰かにやれと命令されたからその仕事をやるわけではなく、自発的に自分が得意とする分野で積極的に動こうというわけだ。横並びの関係には、指揮者不在による混乱という危うさもあるのだが、「おかあさま」がいること、連絡を密にすることで、この問題は回避できると信じている。
 e-ママフェスタは、こんな私たちが作っています。
 こんな私たちだから、今年はちょっと趣向を変えたことをやります。たとえば、なぜか手芸/手作り談話室作品展示コーナーとか。
 展示コーナーはともかく、メインイベントも今年はがんばっている。在宅ワーク系のオフ会でカウンセリングって、ほかのイベントとはひと味違うはずだ。そのほか、細かいところまで考えて、みなさまのご参加をお待ち申し上げる次第です。
 あ、作品展示コーナーにモノを出したい人はメールくださいな。詳細をご連絡いたします。(7/31)

いいから仕事しろよ

■あー、なかなか社会復帰気分にならないなあ。
 なぜかというと、コステロファンは忙しいからだ。
  • Get Happy!!」、「Trust」、「Punch the Clock」の3枚がリイシュー。私はアマゾンで予約済みだ。もう入手したという情報も得られるが、アマゾンからまだ届かない。いつ届くのかしら。今回のリイシューでは「Get Happy!」を待ちかねている。もともと片面10曲、両面で20曲入りという驚異的なアルバムだが、ボーナスディスクには30曲が入るという。いや、楽しみだ。
  • 新譜「ノース (DVD付初回盤)」が9月10日に発売。そんなに毎年アルバム出さなくてもいいよ〜。でもきかないわけにはいかない。いつもは輸入盤だけど、今回は発売日が早いのとDVDに心惹かれて国内盤にしようっと。
  • フジの公演終了後、スクリーンに「エルヴィス・コステロ&スティーブ・ナイーブ10月1、2日池袋芸術劇場」の文字が。また行かなくては。発売はいつ? 2カ月しかないよ。
 こんな情報が入ってくると、少なくとも物理系の原稿を書く気分にはなれないものだ。いいから仕事しろよ、ってもんだ。(7/30)

勘違い

■朝から大森のO社に行く。「e-ママフェスタ」の打ち合わせだ。10時半集合で10時15分について、あーちょうどいい時間だなー、と思っていたのだが、mayfaさんしか来ていない。10時半になっても誰も来ない。変だなー、と思っていたら、集合時間は11時だった。あーあ、またやっちゃったよ。遅く間違えていないだけいいけどね。
 1時間ちょっとで打ち合わせは終了。みんなでイタリアンの店でランチ。「リングイネってどういうのだっけ?」と聞いたら、あみさまが「稲庭うどんみたいなのよ」とおっしゃる。それをきいて、カッペリーニにした。イタリア料理食べにきて、稲庭うどんじゃなー、と思ったのだ。だけど、リングイネ稲庭うどん説をきいてからでは、カッペリーニは素麺にしか見えない。おいしかったけど。mooさま、ごちそうさまでした。(7/29)

フジロック03レポート

■というわけで、フジロックフェスティバルのレポートをアップしました。仕事だとなかなかやらないのに、こういうのだとさっさと書いちゃうんだよねー。(7/28)

枕を並べて

■4時50分ごろ、バスが新宿に着いて、始発で帰ってきた。
 シャワー浴びたり、ご飯炊いて弁当作ったりしているうちに、はるかが起きてきた。ところがなんだか様子が変。咳がひどいし、だるそうだ。そういえば先週からやたらと咳ををしていたっけ。熱を測ったら37.3度。うーん、じゃあ、学童は休みだなあ。
 みらいを送っていったら、あの寝ない男はるかが静かに寝ている。あー、私もへろへろだし、いっしょに討ち死にしちゃおうっと。
 というわけで、起きたら4時だったよ。1日寝ちゃったってことか。(7/28)

準備中

■えー、というわけで、今晩から出かけます。
 昨日、魔女の集会で「えー、1人で行くの〜?」と言われたけど、ほんとに1人で行きます。だってバス乗ってライブ観て、寝てまたライブ見るだけだよ。あ、日曜日はコステロファンのつどい(?)に参加しますが。
 というわけで、準備しなくちゃ。きょうはもう更新しないよ。
 明日以後の様子はケータイフォト日記で。(7/25)
[追記]期間限定掲示板作りました。留守中の伝言はここにどうぞ。

サバト(夜じゃないけど)

■お待ちかね、ビーズオフの日。
 公式報告は手芸/手作り談話室に書いたので、そちらを参照のこと。
 あー、きょうも楽しかった。おみやげたくさんありがとうございました>ビーズマダム各位
 ところで、帰ってきたはるかが言う。
 「お母さん、2階のテーブルの上が食べ物だらけだけど、なんかあったの?」
 魔女の集会だよ。食べ物くらいたくさんあるに決まっているさ。(7/24)

なまけもの

■下の話には続きがある。
 はるか「じゃあ、1日中寝てばっかりいる生き物はなに?」
 みらい「お母さん!」
 誰かこの暴言娘をなんとかして。(7/24)

クイズ

■2児がクイズを出し合っている。
 みらい「いつもぐずぐずしているのは何?」
 はるか「みらい!」
 みらい「はずれ。『か』ではじまって、『り』で終わるんだよ」
 はるか「うーん、わかんない」。
 みらい「かたつむりでしたー」。
 はるか「ちきしょう、わかんなかったよ」。
 母は、かたつむりよりみらいの方がぐずぐずしているから、はるかが正解だと思うんだけど。(7/23)

衝動買い

■というわけで、日本橋に使い捨てコンタクトレンズを買いに行く。なんでコンタクトレンズ作るのって、こんなに時間がかかるのかねー。というくらい待たされて、やっと作れた。内田義彦の「作品としての社会科学(岩波同時代ライブラリー)」を持って行ってよかった。こういう骨のある本は外で読む方が集中できる。
 無事レンズを手に入れて、帰ろうかと思ったけど、ついでだからアキバに行く。FMラジオを買うためだ。ラジオを買うために、アキバに行ったんだけど、「苗場で家族と連絡がとれなかったらどうしよう」とか「掲示板がチェックできないうちに荒らされたら困る」とか考えて、iモードを買う。いちばん安くてiモードができる機種を選んだら、下品なデザインしかなかった。まあ、実用本位だから、これでいいとしよう。
 そうそう、私は携帯ラジオを探しにきたんだった。iモードができるまでの間に探そうっと。大きい店で見たらブランド物が3000円くらい。うーん、中国製とかのもっと安いのでいいんだけど。そういうのは、やっぱあやしい店かねえ、とか考えながらうろつく。
 とあるあやしい店の店頭には「懐中電灯付きラジオ」300円というのがあった。これは苗場で便利かも、とも思ったが、イヤホン端子があるかどうか確認できなかったので、やめた。しかしいったい懐中電灯つきラジオって、いったいどういう場面で使うんだろう? やっぱ災害かな。電池が切れるときは、いっぺんに電気も消えるし、ラジオも聞こえなくなるんだよなあ。なんか怖さ倍増しそうだ。
 そのあやしい店で中国製・自称「名刺より小さい」ラジオを買う。980円。名刺より小さいったって、名刺とほぼ同じ大きさで厚みは2cmあるんですけど。それを「名刺より小さい」と言い切るのって詐欺じゃないでしょうか。しかもデザインださださだよ。まあいいか、980円の安物だし。
 きょうのお買い物は以上でおしまい。あれ、この間、私、某誌に「デザインが気に入らなければ買わない主義」と書いたような……。まあ「下部構造は上部構造を支配する(マルクス)」ということで。(7/23)

おかいもの

■原稿を1本あげてから、おかいものに行く。
 いやー、最近の100円ショップはすごいねー。帽子や日焼け止めまであるとは思わなかったよ。リストにはなかったけど、扇子も買っちゃったよ。でもしめて735円だった。あとは虫よけはスプレーが一般的かと思っていたが、「虫よけシール」なるものを発見したので、これにしてみた。効くのかどうかあやしいけど。これでまだ手に入れていないのは、ラジオとカロリーメイト、コンタクトか。
 こうやって準備していると、次々必要なものが思い浮かぶねえ。雨だったら長靴がいるよなあ、とか。ま、金曜日の天気を見てから決めようっと。
 ところで、土曜日のFRFは売り切れらしい。ヤフオクでは3日券に8万円オーバーの値がついている。私は土日の2日券を買ってあるんだけれど、いっそ今から売っちゃおうか……とは思ってないけど、土曜はすごい人出だを覚悟しなくてはいけないということだな。うーむ、ご飯食べるのも難儀するのはいやだなあ。カロリーメイト3箱もっていけばいいのかしら。(7/22)

おかいものリスト

■なんかきょうもだるいー。変な気候で調子を崩しちゃったのかも。
 ほんとはFRFのためのお買い物をしようと思っていたのに、とてもそんな気にならなかったどころか、買い物リストすら作れなかったわ。
 せっかくだから、今作っちゃおう。
  • 日焼け止め
  • 帽子(hauchin先生、ビーズオフで即売会ありますか?)
  • ウェットティッシュ
  • ペットボトルケース
  • カロリーメイト
  • FMラジオ
  • 使い捨てのコンタクト
  • (安かったら)リュック
  • 虫よけスプレー
 こんなもんだっけ? 現場に行ったら買えばいいやという考えが通用しなそうなところが怖いなあ。(7/21)

だるだる

■つれは朝から免許の書き換えに行ったあと、アキバに行くというので、きょうは私が2児当番。
 どっか行こうかなーと思わないでもないけど、なんだかだるくて、どこへも行きたくない。
 こういう状態でも2児がどこかへ行きたがれば重い腰を挙げる気になるんだけど、そういうリクエストもないので、だらだらと過ごす。
 あー、なんにもしない1日だった。たまにはこんな日もあるってことで。
 さて、せめて夜は仕事するか。(7/20)

骨折り損のくたびれもうけ

■土曜日はみらいの合唱団の日。レッスンは2時50分〜。
 図書館へ行って帰ってきたら2時20分。げげーっ、急げー。
 東陽町に着いたら、2時26分。ひー、間に合ったー。
 と思ったのだが、様子が変だ。いつもは教室の前で受付をしているのだが、誰もいないのだ。教室には鍵がかかっている。
 ひょっとして、夏休み? 先週、先々週とつれに送り迎えを頼んだので、さっぱり事情がわからない。
 結局、すごすごとそのまま帰ってきたのであった。みらいを乗せて東陽町往復って、けっこう疲れるんだけど。
 ところで、みらいは2学期は合唱団をやめると言っている。送り迎えもたいへんだし、別にいいんだけど、こんなに安易にやめさせてもいいのかなあ。(7/19)

嫁入り道具

■スペック6Gさまがお子さま連れで東京都現代美術館にいらっしゃるという。
 「車、停めさせてもらっていい?」
 はい、どうぞ、どうぞ。うちの駐車場は空いておりますから、お好きにお使いくださいませ。
 帰りにうちに寄ってくださった。なにもございませんけど、ご飯くらいあがっていってくださいませー。
 食後、はるかが人生ゲームをもってきた。
 すると、スペック6Gさまが「うち、人生ゲーム3つあるんだよねー」とおっしゃる。「1つは嫁入り道具で。」
 え? 人生ゲームが嫁入り道具? そんなの初耳だよ。スペックの高い方は、嫁入り道具からして違うのね。(7/18)

帰れない女

■というわけで、アキバに行く。
 バスで行こうと思ったが、都バス運行情報がつながらない。バスがこなくて、20分バス停で待つのはいやだなあ。やっぱり自転車で行こうっと。
 馬喰町の混雑をくぐりぬけて、靖国通りに出れば、すぐアキバ。うん、やっぱり自転車で正しかった。
 旧型マシンのACアダプターなんてひねくれたものを売っているのは、やっぱり秋葉館だろうなあ。めんどくさいからほかの店には目もくれず、秋葉館へ直行。あれ、昔から2、3階は「航空ファン専門ショップ」だったっけ? まあ、いいか。5分後にはACアダプターを手に入れていた。7000円なり。はー。
 さて帰ろう。自転車にまたがって、走ること数十分。いいかげん隅田川を越えていてもいいはずなのに、なんか変だ。道を間違えたみたい。ここはどこ? なぜいつまで走っても隅田川を渡れないの? あたりを見回すと立派な建物が目に入った。前を通ったら「日本銀行」と書いてあった。あらー、私はなぜこんなところを走っているのでしょう?
 右往左往の末帰り着いたのは、アキバを出てから1時間後だった。やっぱりバスで行った方がよかったかもしれない。(7/18)

ACアダプター

■みらいがiBookを落とした。ACアダプターが折れた。
 したがって、このマシンはあと数分で落ちる運命だ。
 まだアキバにあるかなあ、ホタテのACアダプター。
 というわけで、きょうはここまで。あとの電気がある時間はバックアップにあてます。(7/17)

届く日

■母から餃子、予備校から模試、アマゾンから本……といろいろなものが届いた1日だった。
 でも、いちばんうれしかったのは、FRFのチケットだ。来週末はほんとに苗場だからねー。
 いまのところの予定(以下、リンクはいきなり音が出るところも多いので、ご注意を)。
 26日はDirty Dozen Brass Bandシーナ & ザ・ロケッツCOLDPLAYJOHN SQUIRE→山下洋輔→Bjork
 27日は、つじあやの→Vincent Gallo→NICK LOWETHE THRILLSElvis CostelloMASSIVE ATTACK
 でもひょっとしたら、シーナ&ザロケッツはやめてTHE RAVEONETTES に行っちゃうかもしれないし、掲示板で噂の電撃ネットワーク見に行っちゃうかもしれない。ま、私としては、ニック・ロウとコステロが同時に見られるだけでも、苗場まで行く価値あり、ということで。
 あー、コステロとニック・ロウといえば、共演はあるのかなあ。同日に同じ場所にいていっしょにやらないなんて考えにくいんだけど。
 知識がない方のために解説しておくと、ニック・ロウはコステロの1st〜6thアルバムおよび11thアルバム(だったかな?、多すぎて数えられないよ)のプロデュースをやっていた。コステロの代表曲の1つに挙げられる「(What's So Funny 'Bout) Peace, Love & Understanding(以下、PLU)」はニック・ロウの曲だし、逆にニック・ロウはコステロの「Indoor fireworks」を歌っている。だからときどきコステロはPLUの前に「友達のニック・ロウの曲で、僕が盗んだんだ」なんていうMCを入れている。この2人がライブで共演したのは、たぶん1987年が最後だ。当時はPLUや「Baby It's You」なんかをやったようだ。この共演が見られるのなら、もう死んでもいいかも。(7/16)

マイルール

■みらいを送って、ドトールで連載の推敲をして、家に帰った。
 10時をまわっていたのに、なぜかつれがまだいた。勤務時間ってものはないのかしらん。そういえば、彼は前の会社でも出勤時間があるのかどうか疑問だったよなあ。きっと彼はどこの会社へ行ってもマイルール出勤を貫いているんだろう。
 だって、家でもすべてがマイルールだもん。
 家でマイルールにつきあわされている家族が迷惑しているように、会社でマイルール出勤につきあわされている同僚のみなさんも迷惑しているだろうなあ。(7/16)

立ち止まること

■「立ち止まって自分の行き先を見つめる人、発展途上の人、専門分野を深める人、量を拡大していく人、様々だ。」(6/30のmooさまの日記より)
 何年も同じ形態で同じ仕事をしていると、自分の道がこれでよいのか不安になることがある。とくに在宅ワークという新しい働き方だと、前を走っている人の姿が見えない。自分が手本とする生き方のモデルが見つけにくいのだ。だから一見順調にいっているように見えても、「これでいいのか?」と考えている人も少なくないはずだ。
 私も「立ち止まって自分の行き先を見つめ」ている。世の中には、ずーっと走り続けて、走りながら考える人もいるだろうけれど、私はやっぱりシングルタスク。いったん立ち止まって、机に座ってから考えたい。
 なんじゃい、それは、と思われることでしょう。具体的には、ちょっと休業して、ちゃんと勉強したい、と思っているのだ。
 というわけで、19年ぶりに受験勉強をはじめた。でもぜーんぜんできないのよ。私、バカなのかも。このままでは廃業→学生への道は遠いわ。(7/15)

適性

■2児が人生ゲームで遊んでいる。
 みらい「みらいちゃん、キョウリュウ日だよ。」
 はるか「給料日でしょ。」
 みらい「みらいちゃん、なんの仕事してるんだっけ?」
 はるか「サラリーマンだよ。……でも、みらいはサラリーマンに向いていないと思うよ。」
 たしかに、このわがまま女がサラリーマンに向いているとは思えない。(7/14)
はるかのたんじょうび

8歳

■本日ははるかの8歳のたんじょうび。
 ロワゾブリュへケーキを買いに行く。みらいのときはイチゴのケーキがあったけど、ホールのはあんずのタルトしかなかった。まあこれでいいか。はるかは「イチゴよりこっちがおいしいよ」と言っていたし。
 私からのたんじょうプレゼントは、昨日トイザらスで買った人生ゲーム。つれからは「二年の学習」。そのほかに母から靴、姉からパンツ、姪から手作りケーキ、義母から現金書留が届いた。えーと、ここを読んでいるのは姉だけかな。お姉さん、ありがとう。(7/14)

緑道公園

■2児を連れて西大島へ。区民センターとダイエーで所用を済ませたあと、歩いてサンストリートへ向かう。
 西大島から亀戸までは緑道公園を通る。サンストリートができる前は、毎日ベビーカーを押しながら、この道を歩いて、ダイエーまで行ったっけ。サンストリートができてからだって、駅へ行くにはやっぱりこの道を通ったから、こどもたちもおなじみの道である。
 みらいが言う。「もうちょっとしたら、象さんのすべり台がある公園があるんだよねー」。そうそう、高速の下の公園は暑い日によく行ったね。
 ところがはるかときたら。「象さんのすべり台のある公園? そんなもん、あったっけ?」
 妹より記憶力が弱いようである。
 念のため、「じゃあ亀戸のおうちはどっち?」と聞いてみた。
 「うーん、どこだっけなあ」。
 「じゃあ保育園は?」
 「さー」。  自分が住んでいた家も4年間通った保育園も思い出せないって、ちょっと情けないんじゃないかねえ。ひょっとして母の方向音痴が遺伝しているのかしらん。(7/13)

神保町

本/雑誌談話室のオフで神保町へ。
 老舗ビヤホール「ランチョン」に集まったのは、mayfaさん、mooさま、私。あれ、昨日も会ってるじゃん。まあいいか、人は少ないけどビールとランチで大いに盛り上がろうじゃないですか。私はふつうのビールだったけど、mooさまがご注文になったのは「琥珀の時間」。なんだい、そりゃ。忘れないようにと思って能書きをメモしたんだけれど、メモを紛失した。
 おなかがふくれた一行はシブイ喫茶店に場所を移し、コーヒーを飲みながら、本について、神保町界隈について、そのほかもろもろと語ってきたのであった。
 気が付いたら5時20分をまわっていた。
 あら、私、5時から三省堂で行われる「アジア結び教室」に申し込んでいたんですけれど。
 あわてて会場に行ったが、もうほとんど終わっていた。あー、残念。(7/12)

社会科見学<大田区編>

■見学週間の最後を飾るのは、しらす派ツアー。
 蒲田に集合後、テクノウィング大田へ。ふつう町工場というのは、1階が工場で2階が住居とか事務所とかいうのが多いと思う。ちなみに私の実家も町工場だけど、自宅の隣が工場になっている。ここはまさに工場のアパート。それぞれの部屋でそれぞれの企業がモノを作っている。おもしろいなあ、こういう形態。私は実家が町工場だから、油のにおいや機械の音や働く人の雰囲気といったものにノスタルジーを覚えてしまう。
 昼食後、大田区創業支援施設へ。小学校の跡地を改装して、インキュベーションオフィスを作ったというものだ。壁には卒業制作のレリーフ、部屋には黒板なんかが小学校として使われていたままに残っている。なんだかここもなつかしい雰囲気だ。
 ここには、1人用のブースもあって、月3000円らしい。いいなあ、近かったら借りたいわ。うちの近所の廃校になった小学校もインキュベートオフィスにしてくれないかしら。あ、今は隣の小学校がシックスクールで使っているんだった.
 mooさま、O社のMさま、むささびシスターズ姉さま、お世話になりました。(7/11)

社会科見学<江東区編>

■区政モニターの施設見学会。
 最初の目的地は、深川江戸資料館。うちからかなり近いのだが、私ははじめて入った。江戸時代の佐賀町の町並みが再現されていて、家にあがりこんでもいいの。それぞれの家は、ちゃんと住人が設定されていて、たとえば「三味線師匠のおしづさん」の長屋には、三味線とか鏡とかそんなものがおいてある。八百屋には当時の野菜の模型があって、今と似ているのもあれば、ちょっと違うのもある。ちなみにこの模型、にんじん1本作るのに6万円かかるらしい。学芸員さん(だと思う)の話もうまくて、おもしろいよー。見学好きな方、今度おつれします。
 次に行ったのが新江東清掃工場。この工場、ゴミ発電で月に約1億円の売り上げがあるんだって。ふーん。東京のゴミの量とか、細かい数字をいろいろ聞いたけど、もう忘れた。そういえば、Z社の仕事で貂々さんにマンガを描いてもらったことがあった。こういうところに取材に行って、描いてもらってもよかったかも。などと考えているのは、やっぱり発想が編集者だな。
 最後に訪ねたのが東大島の高齢者福祉施設。ここのことは書かないけど、こういうところを訪ねると老後のことを考えずにはいられないなあ。(7/10)

■撮影のため、信濃町のA社に行く。
 1階のエレベーター前で、いっしょに仕事したことがあるN子ちゃんに会った。うれしかったので、声をかけた。
 「久しぶりー。元気?」
 N子ちゃんの答えは、「声、大きいですね」だった。
 すすすみません。ビーズ奥様の間ではふつうのつもりだったのですが。

 打合わせスペースでO嬢とこれで流しそうめんを食べた。あら、「流しそうめんを食べた」って変ね。食べたのはそうめんか。でも料理屋で注文するときは「流しそうめんお願いします」だろう。あ、そうか「しゃぶしゃぶ食べ放題をお願いします」と言ったって、「食べ放題」を食べるわけじゃないか。ということは「流しそうめんをした」が正しいのかな。
 ところでやっぱり会社の打合わせスペースで流しそうめんって、変だと思うでしょう? 私はてっきり流しそうめん機も撮影するんだろうと思っていたが、違った。単にO嬢が流しそうめんやりたかったから、借りたらしい。ま、お相伴にあずかれて幸せでした。(7/9)

実行委員

■今年度はボランティア年間なのである。そのひとつが区政モニターから選出された「区民まつり実行委員」だ。区民まつりなんて行ったこともないのに、実行委員とは笑止千万だ。
 きょうはこの実行委員会第1回会合の日。小雨のなか、区役所まで行ってきた。
 行って驚いた。なに、このメンツは? 50人くらいいるんだけど。どう見ても50代以下は2、3人。女性は4、5人。
 えー、こんなおじいさんたちがおまつりをしようっていうの?
 まあ、企画を出すのは区役所の職員で、委員は承認するだけだから、いいのか。
 でもだったら、なんのためにこの会合やってるの? おじいさんたちばかりだから、みんな暇なのかしら。
 おみやげにゼリーをもらった。これ、1000円くらいはするよね。まあ他人の時間を使って会合をやっているわけだから、なんらかの謝礼は必要なのかもしれない。だけど、私は東陽町までの交通費を出してもらうほうがいいわ。(7/8)

日記

■私が毎日日記を書いているのはみなさまご存じのとおりだ。でも自分だけではなくて、子どもたちにも書かせている。
 うちのこどもたちのうち、どっちがおもしろいかといえば、100人が100人、みらいだというだろう。だけど、日記がおもしろいのはだんぜんはるかだ。
 みらいの日記は毎日同じ。
 「きょう、○○ちゃんとおえかきであそんだよ。」
 「○○ちゃん」の名前が変わったり、「おえかき」の部分が「おままごと」になったりすることはあるけれど、基本的に毎日同じだ。おかげで毎日読みながらデジャヴだ。
 だけど、はるかのはけっこうおもしろい。
 「今日、学校で、海と魚をならいました。二つともできました。しょうこに右に書いてあります。」
 はるかは2年生、みらいは年長という差なのもしれないが、いまのみらい程度の日記ならはるかは年中クラスにいるときからかけていたような気がする。
 はるかの文章がおもしろい点は以下の3つ。
  1. 主題をしぼっている
  2. 文章の構成がしっかりしている
  3. 読者の存在を意識している
 ダメな文章の見本というのは、「あれをやって、これをやって、それもやりました。」というやつ。何が言いたいんだかさっぱりわからない。業務日誌なら悪くないかもしれないけれど、誰かに読ませるのであれば、ポイントをしぼったほうがいい。
 その点、はるかの日記は、学校の授業のほんの数十分に的をしぼっている。これだけでもなかなかだ(親ばか)。そのうえ、序論・中論・結論の3部構成をとっている。しかも結論部分はなかなか笑わせてくれる。
 ひょっとして、はるか、文才あるんじゃないかしら(さらに親ばか)。将来は憧れの澁澤龍彦をめざしてもらおうかしら。ここまでくると、どうしようもなく親ばかだな。(7/7)

お台場小旅行

■なぜかZackinさまが激辛麻婆豆腐をごちそうしてくれることになったので、お台場へ行く。
 ゆりかもめって、はじめて乗ったよ。汐留から310円もするんだね。距離から考えて150円くらいかと勝手に思っていたので、びっくりした。眺めはまあまあいいかなあ。子どもたちを乗せてやったら喜びそうだ。
 デックス東京ビーチは久しぶりにきた。車があったときは、たまに来たような気がするんだけど、ここ何年かは来ていない。用事ないし、交通不便だしね。エスカレーターで6階にあがって、びっくりしたよ。「台場小香港」なんだもん。なんだか楽しいかも。
 さっそくお目当ての麻婆豆腐を食べる。辛かった。私は辛いものが好きだけれど、辛いだけの食べ物はいやだ。その点、この麻婆豆腐はほのかな甘みとか胡麻油(?)みたいな風味も感じられて、大満足。
 さらにデックスの4階は、「台場一丁目商店街」という、昭和30年代を模したショッピングモールになっていた。だけど、うちの近所の商店街、いまだにこんな感じなのような気もするなあ。
 というわけで、Zackinさま、ごちそうさまでした。(7/6)

社会科見学<汐留編>

■朝から新橋へ。恒例スワロのバーゲンなのだ。会場をうろうろしているうち、スペック6Gさまご登場。ショッキングピンクのポロシャツがまぶしいわ。バーゲン自体については、アクセサリーはたくさんあるし(材料はもっとあるよん)、貧乏だし、品薄だしで、今回はほとんど買わなかった。まあアクセサリー作りの参考にはなったかな。
 会場を出て、カレッタ汐留へ。どっかでお昼食べよっかー。ここ、食べ放題だって。でもまだ11時前だよー。じゃあ、とりあえずのぼってみる?
 というわけで、46階のスカイレストランまでのぼる。いやー、すごいエレベーターでした。全部ガラスばりなんだもん。高所恐怖症の方なら、レストランに行き着くまでに気絶するかもね。
 46階でエレベーター越しに東京の街を眺める。こういうとき、スペック6Gさまといっしょだと幸せだ。「ほら、あれが吹上御所でしょ。その向こうが武道館」なんて案内をやってくださる。いやー、頼もしい。お台場方面を眺めると、「あら、あそこ、橋作ってるのね。橋脚だけできてる」。どうしていきなり「橋脚」なんていう言葉が口をついて出てくるんだろう。まったくナゾの人物だ。
 地下にもどり、NYLONでランチ。1500円でパスタだのパエリアだのピザだのサラダだのデザートだの食べ放題、ソフトドリンク飲み放題。あー、おなかいっぱい。
 腹ごなしにちょっと歩くと、松下のショールームがあった。カレッタですっかりおのぼりさん気分になったので、ここも見ようっと。2人で「いいなあ、こんなお台所」だの「でもさー、停電になったら、どうするのー?」なんてしゃべりながら、社会科見学をしてきた。スペック6Gさまは乗馬フィットネス機器「ジョーバ」がお気に召したようだった。これを買ったあかつきには、これにまたがって仕事をするらしい。
 外に出ると、隣は新橋停車場だった。石造りのレトロな建物だ。ここも見ておく? おなかはまだいっぱいだから、カフェミクニには目もくれず、展示物を見て、「陸蒸気で横濱へ」なんていうビデオを観た。
 あー、社会科見学、楽しいなあ。(7/5)

雑誌を買うあるいは「つんつるてん」について

■MPe誌からレビューを頼まれた。でもPe誌の現物は手元にない。担当編集者さんはレイアウトはくれたけど、雑誌は送ってくれなかった。文体とかタイトルの付け方とか、やっぱり現物を見ないと、どんな感じで書けばいいかわかあないよなあ。
 というわけで、徒歩7分くらいのところの本屋に行った。なかった。ちなみにMPo誌もMF誌もなかった。要するに、Mac雑誌が1冊もないのだ。なんて本屋なんだ。
 うーん、図書館にひょっとしたらあるかしら。と思っていってみたら、夏休み、じゃなくて図書整理期間でお休みだった。
 まいったなあ、もう。これが田舎の寒村ならわかるけど、都心至近なのに、Mac雑誌のある本屋がないんだよ。これはゆゆしき問題だよ。
 人形町の本屋にはあるかなあ。と思ったけど、結局ないといやなので、神保町まで行った。なんで700円の雑誌を買うのに320円の電車賃を使わなければならないんだ。怒ることでもないけどさ。
 Pe誌のことを書いたら思い出したので、書いておこう。
 一昨日、O嬢のiChatステータスが「つんつるてん」だった。これを見て「いったいどんな状態なんだろう?」と思わない人はいないだろう。撮影の日程などを決めるついでに、ステータスがつんつるてんである意味を尋ねてみた。
 O嬢の答えは「吉田ヒロが『ずぼんの裾が短すぎることをなんていうんだっけ?』と質問してきたので。まったく、こう、デスクとか編集長とかなのに、日本語を知らないものですね」。
 おもしろかったので、日本語無知界の第一人者・つれにメールしてやった。
 つれの返事は「とうちゃんも知らなかった」。そんなこったろうと思ったよ。
 しかし彼は言い訳をするのだ。
 「『つんつるてん』なんて言葉は、西の方では使われていないんだ。オレは高松にいたとき、『つんつるてん』なんて言葉を聞いたことがない」。
 西日本のみなさま、ほんとうですか? 関西や四国や中国で「つんつるてん」が使われていないという証言がえられたら、信じるとしよう。(7/4)
[追記]読者の方から「MPe誌やMF誌は、コンビニに売ってますよ」というメールをいただいた。そうだったのかー、知らなかったよ。(7/5)

即断即決

■ふと思いついて、mooさまのところに企画書を送りつけた。
 1時間もしないうちにmooさまから電話をいただいた。「じゃあ、やろうかー」。
 すげー、即断即決。あー、気持ちいい。(7/4)

観光マップ

■昨日みらいのことを書いたので、きょうははるかのことを。
 区政モニターをやっているからだろう、私のところに「江東区観光イラストマップ」が送られてきた。文字どおり、区内の名所がイラストであらわされた地図だ。テーブルのうえにほっぱらかしておいたところ、はるかが見つけた。
 「うわー、すごい、『江東区観光イラストマップ』だ〜」。
 なぜこんなものでそんなに興奮するんだ? まあいいか、好きならあげるよ。
 「ふーん、『夢の島マリーナ』なんてあるんだ。行ってみたいなあ」。
 とくにおもしろいところじゃないと思うけど。
 「センダイ・ホリカワ公園ってどんな公園なんだろうねえ」。
 違う、違う。センダイボリガワ公園。あえて切るなら「センダイボリ・ガワ」。(7/3)
とんぼのめがね

うたのえほん

■みらいが紙とホッチキスをもってきて、とめろと言う。
 とめてやったら、歌いながらなにやら書いている。できあがったのがこの写真だ。
 表紙に「うたのえほん」と書いてある。ページをめくると、右ページにとんぼの絵が描いてあって、左ページに「とんぼのめがねわみずいろめがねあおいそらおとんだからーとんだからー」と書いてある。ちゃんとノンブルまで打っているところがおかしくてしょうがない。
 写真はこの見開きだけだけれど、ほかの見開きには「こいのぼり」や「さんぽ」や「はぴばすとぅゆ(Happy birthday to you)」、「ぞおさん」が書いてある。これは間違いなく「うたのえほん」だ。ご立派ご立派。
 みらいはときどきこういう変なことをしてくれるのでおもしろい。はるかにはそんな発想は絶対なかったよ。(7/2)

7月

■きょうから7月。
 「きえー、新年が来たばっかりだというのに、もう半年たってしまったよー」と思っている方は多いことでしょう。
 だけど、私の頭はFRFでいっぱいよ〜ん。だってタイムテーブルが発表されたんだもーん。
 私はそんなに音楽好きというわけではないと思うけれど、それでもどのステージを見ようかと迷う時間帯もちらほらある。
 たとえば、SHEENA & THE ROCKKETSとTHE RAVEONETTESとか、BjorkとIggy Popとか、どっちを観ようかなあ。そもそもちゃんとスケジュールを組んでいくべきなのか、「こっち行ってみようかなあ」というほうがいいのか、という問題もある。うーむ、こういうことで悩むのは楽しいなあ。(7/1)
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